ローの種類と性質 ・脱ロー方法 染色で布に絵や文字の模様を付けるには(1)絞り(2)糸目友禅(3)ローケツ(4)型染(5)素描などの方法があります。浸し染では(1)絞りが主に使われ、他の技法は絞りを解いた上に行います。藍の浸し染は(1)絞り(3)ローケツ(4)型染を用います。草木の引き染では全ての技法ができますが、自由な表現が可能なローケツの技法が多く使われます。 ── ローの種類と性質 ── |
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── ロー使用の実際
── 必要量のローを加熱→湯気が少し上がる程度に保温→発火点を越えると危険 参考・油脂系の白色防染剤として、松脂、ダンマル、イボタロー、型ロー、食用油、等がある。油脂系糸目防染のりにゴムがある。いずれも有機溶剤のキハツ、ガソリンで溶かすことが出きるが可燃性なので、不燃性のパークレン等を加熱して使用する方が安全。 |
── ローを洗い落とす(脱ロー)── ローケツ染は便利な染色方法ですが、油性であるローを洗い落とすのに少し手間がかかります。溶剤、湯洗い、洗剤で洗って落とします。 |
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