草木染で模様を付ける ── ローケツ染めによる模様付け ── 熱で溶かしたローを筆や刷毛、スプレー等で布の上に乗せ、水溶性の染料を染まらなくすることで絵や模様を表現する染色技法。ローには防染力の強いものや亀裂の入りやすいもの、柔らかな表現に適したもの等があり、単独又は混合して使用する。草木の引き染ではローケツ技法が植物液との化学変化が少なくて使用しやすい。 |
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ローの表現方法 @氷割れ 布にローを均一に乗せ、裏まで通し、冷えてからローに折れ跡を付け、染 料をしみ込ませて模様にする。ローの亀裂の数量や強弱で染の表情を変える。 Aエッチング B吹雪(ローの振り落とし) Cフロッタージュ D線描き E堰(せき)出し F素描き |
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《染色用語の説明》 「天然染料」 自然界から産出する染料(繊維の内部まで浸透する色素)で、基本的には抽出した液をそのまま染に使うことのできるもの。化学合成染料に対して使う。
@鉱物染料…水酸化鉄など(広い意味の染色では鉱物顔料による表面着色も含む)
《染色用語の説明》 「草木染」 植物染料による染色を現在は一般的に「草木染」と言っているが、昭和5年山崎斌氏が命名したもの。上村六郎、柳宗悦、バーナード・リーチ氏は古くから行われていた本来の染色という意味で「本染(ほんぞめ)」と呼んでいた。 |
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