いしり

     

能登の魚醤油「いしる・いしり」

その魅力とは?

見直される魚醤油

「いしる・いしり」って、何?

 

 
最近注目を浴びている能登の名産品に、魚醤油(うおじょうゆ)があります。輪島市、門前町、富来町、珠洲市、内浦町、能都町の海と共に暮らした人々が、長い歴史の中で培った奥能登独自の魚醤油は、新鮮なイカ、イワシ、サバ等を原材料として自然熟成させた調味料です。「いしる」「いしり」「よしる」「えしる」とも呼ばれている能登の魚醤油。その味と旨み、香りには1種独特の風味があり、テレビ、雑誌などで取り上げられることも多くなってきました。能登の魚醤油、今何故注目を浴びているのか?その魅力を取材しました。
     

醤(ひしお)

魚醤油・醤油の原型 「醤:ひしお」

醤油の「醤」は「ひしお」と読みます。醤油の原型といわれる「醤」は、今から2000〜3000年も前からあったと言われています。野菜類の塩漬けを「草醤:くさびしお」穀物を塩漬けしたものを「穀醤:こくびしお」、肉類を塩漬けしたものを「肉醤:ししびしお」魚類の塩漬けが「魚醤:うおびしお」。イカの塩辛も魚醤の一つですが、魚醤油は醗酵した液に対する呼び方です。右の写真は料理民宿「さんなみ」の「いしりの貝焼き」

 

「魚醤油」には呼び方が色々ありますが、編集部では、辞書などに掲載されている「うおじょうゆ」に統一しました。
 

 

自然の力で醗酵・熟成・・・海からの恵み全てが資源なのです

能登でしか味わえないから能登へ来る・・・醗酵食品の味って、1軒1軒違うのですよね。イカ、イワシ、サバ、メギスなどそれぞれ風味が違います。産地によっても加工所によっても少しずつ違うようです。

いしり料理は素朴な自然の味

家庭料理に挑戦・・・「鍋物、焼きおにぎり」だけではないのです。エッ!と思うような使い方。隠し味があるのです。

  

本当に美味しいのか?能登の魚醤油。

実際に能登へ来て、味わってみませんか。

HOME